俺たちのHURT2019 vol.3

こんにちは。

猫が好きだけど猫アレルギー

犬が好きだけど犬からは嫌われるオツベルです。

キリッ。 私のお気に入り、カルビという名の猫。

前回更新した後に気づいたんですがいろいろと時系列間違えてました。

まあそんなこともあるよね、ということで最終話の更新です。

 

—————————————————————————-

 

モナとまさしさんが3周目をスタートして、

10時間以上がたとうとしていた。

 

5周目の関門時間まではあと3時間程度。

 

何がどう転んでも間に合わない時間になっていた。

 

私はもうモナは4周目に行かないだろうなと、半ば確信的に思っていた。

 

 

モナが3周目を終えて戻ってきたときのことがよく思い出せないが、その時も多分また

 

「一緒に行きたかったのにごめんね」

 

と言われたような気がするし、私も多分また

 

「大丈夫だよ、よくがんばったね」

 

としか言えなかったと思う。

img_5473
ちなみにこれは3回くらい飲まされたらしい。

 

本人が明確に「もうここでリタイアする」と言ったわけではなかったが、なんとなく、「ここでやめるんだろうな」という空気が流れていた。

 

もちろんもう関門に間に合わないので完走は無理だったのだがHURTは4周目の第1エイド、約100㎞地点までいくとFun Runの称号が与えられ、翌日のバンケット(後夜祭みたいなやつ)で、壇上にあげてもらえる。なので、完走できなくても100㎞地点まで行くのが、なんとなしに一つの目安のようになっているのだ。

 

「私シンさんのペーサーすることにしたから、もし行けるならアキナンと一緒に最後ゆっくり歩いてパラダイスパーク(100㎞地点)まで行って来たら?」

 

私は1回だけそう提案した。

 

モナは「え?」

 

という顔をしていて、

行く、とも、行かない、とも言わなかった。

 

ちなみに私がモナの立場だったら120%こう思う

 

それ以上強くは言えなかった。

 

3周目を一緒にいったマサシさんは、

 

10時間以上辛そうにして頑張ってるところを隣で見てるから、これ以上行け、とはよう言えんわ」

 

と言っていた。

 

行けるなら次のエイドまで行った方がいいんじゃないかなと思いつつも、十分すぎるほど苦しんだ人に対して、これ以上がんばれ、と言うことが誰にもできずにいて、ここでリタイアすることでみんなの意見がまとまりかけたところ

 

 

「え!?うそでしょ!?モナちゃんやめるの!?最後パラダイスパークまで絶対行った方がいいよ!!」

 

そう言ってくれたのが、他の選手のサポートでハワイに来ていたさいちゃんである。

 

「行ってきなよ!100kmまでいくとFun Runの称号もらえるんだよ!明日のバンケットで壇上にあげてもらえるよ!」

 

「え、でも明日バンケット行かないし。。。」

 

そう返すモナにも怯まず

 

「時間はまだたくさんあるんだし残りあと10㎞だよ!歩いてでも間に合うんだから行っておいでよ!!」

 

そう強く主張してくれた。

 

 

 

「まぁ、そうは言っても。とはいえこの状況ではもう行かないだろうな~」

 

と、思っていた私は、

 

どうやらエイドでスタバのコーヒー配ってるぽいぞ、ということに気付き、走る服装をしているのでもらいやすいな、ということにも気づき、しれっとエイドにもらいに行っていた。

 

 

コーヒーをもらえてほくほくしながら戻ってくると、モナは4周目に出発する準備を始めていた。

 

 

「え!?行くの!?まじで!?」

 

 

何がどう彼女の心を動かしたのかはわからないが、最後の10kmをアキナンと2人でゆっくりパラダイスパークを目指すことにしたようだ。

 

一緒に出発するアキナンは、マサシさんから、

「トイレスポット積極的に探してあげてや~」

 

というアドバイスをうけて、2人は旅立っていった。

img_4871

 

 

 

話は変わるが、私たちの周りに、ランニングバカと呼ばれてる人が2人いる。

 

HURT完走を目的とした練習(通称青梅ターキー)をしたとき、シンさんに合わせて走るべきタイミングで、シンさんを夜のトレイルに置き去りにして走った2人のことを指している。

 

人のペースに合わせずに自分たちの気持ちいいペースで走ったので、

 

オナニーするなや!

 

とマサシに言われ

 

ランニングバカというあだ名がつけられた。

 

 

2人いたうちの、よりオナニーぶりがひどかったポエマーの方に、私は、あいつ絶対セックス下手くそだろ、と悪口を言ったりした。

 

そして、もう1人のバカの片割れが、シンさんの4周目のペーサーをしていた丹羽さん、というわけである(雑)

 

そんなランニングバカは、相変わらず自分の気持ちいいペースで走ってシンさんをだいぶ引っ張ったらしく、4周目をそこそこハイペースで終えて帰ってきた。

 

ちなみに丹羽さんは4周目のペーサーを終えてすぐ空港へ向かい日本に帰る予定なのだそうだ。足も早いが帰るのも早い。

 

5周目ペーサーすると突然言い出した私に、丹羽さんは

 

おとちゃん、ぜんぜん引っ張っちゃって大丈夫だから!と爽やかな笑顔でアドバイスしてくれた。

 

だが、ふとよく考えたら、わたし人のペーサーするの 、生まれて初めてだった。

 

突然冷静になり不安がよぎった。

 

 

あれ?ペーサーって何すればよいんだっけ?

 

スントやガーミンのような高級ランニング時計でも、エルメスやロレックスのような高級宝飾時計でもなく、34歳なのに980円のカシオの時計を身につけている私には、残念ながらペースを見てあげることも、距離を見てあげることも、標高を見てあげることもできない。

 

casio
ビックカメラでは834円

薄くて軽くてサウナも水風呂もつけたまま入っても壊れない。まじで優秀な時計だが、ハワイではストップウォッチくらいしか役にたたない。

 

ついでに私は海外シムがうまくアクティベートできないという不運にも見舞われていて、携帯も使えなかった。

 

というわけで、

生まれて始めてペーサーをする私にできることは以下の3つに限られていた。

 

話す

時刻を伝える

携帯で写真を撮る

 

まあ、でも10キロだしなんとかなるか、というのが正直なところだった。

 

実はそもそもシンさんの5周目のペーサーは、去年HURT完走者であるバヤさん(通称ハートパイセン)がする予定だったのだ。

 

1周30キロのうち、10キロだけを私が一緒に行き、残りの20キロをハートパイセンがペーサーする、という予定に変えたのだ。

 

もちろん、シンさん本人の要望ではない。

 

私が勝手に決めただけだ。

 

というわけで、丹羽さんからペーサーを勝手に引き継いだ私は、

シンさん!わたしパラダイスパークまで行きますから!

と、勝手に名乗り出、一緒にハートパイセンの待つパラダイスパークまで出発したのだった。

 

 

シンさんと進んだ10キロはめちゃくちゃ楽しかった。

 

そもそも、5周目なのにシンさんが比較的元気なのがうれしくて、本人がいきたい、と言ったペースで走れるのが楽しくて楽しくて楽しくてしょうがなかったのだ。

 

おとちゃん、ぜんぜん引っ張っちゃって大丈夫だから!

 

そういってた丹羽さんの言葉を思い出しながら気持ちよくシンさんの前を走っていた

 

 

けど、後からハートパイセンに聞いたら

 

「おとちゃんと丹羽さんは、自分が楽しくなると姿が見えなくなる」

 

 

とシンさんはいってたらしく、

シンさんは最後の20キロ足の痛みで大幅に失速したあたりをみると、わたしと丹羽さんがもう少しペース抑えてあげたらよかったのではという疑念は正直ぬぐいきれていない。し、私に人のことをバカ呼ばわりする権利なんてこれっぽっちもなかった。

 

 

とりあえず130キロ走ったあとのぼろぼろのおじさんと一緒に進んだ10キロの間に写真を撮りまくっておいたので、載せておきますね(雑)

 

img_4872
最初の上り。ここは日本の里山か。

 

img_4876
途中から根っこがすごくなってきてテンション爆上がる(私だけ)
img_4878
日本語の看板が設置されてました

 

img_4879
木が語りかけてきてるような気がしました。(私だけ)
img_4882
Podcast で話題になってた木道

 

img_4884
レボリューション田中は Yo!Say!夏が!胸を刺激する~ と歌いながら去っていきました
img_4886
一番ねっこのすごいところ

 

img_4892
一番木がすごいところ

 

 

観光地で有名なManoa Fallsを過ぎ、

楽しそうに歩いているモナとアキナンを捉えた。

テラスハウス ハワイ編でギルティ侍がデートしてたところだよ
これが滝です

 

もうパラダイスパークはすぐそこだ。

 

ああ、終わる。

HURTが終わる。(俺の)

 

楽しかった。

 

パラダイスパークに到着し、

緊張した面持ちのハートパイセンにシンさんを託した。

 

しばらくするとモナとアキナンも到着し、

モナの辛く苦しい(本人曰く、人間としての尊厳と戦い続けた)100キロの道のりも

無事終わりを迎えた。

 

最後2人で沢山写真撮りながらトレイルを楽しんだそうだ。

 

私は、思ったよ。

 

やっぱり行った方がいい。

行ける限りは進んだ方がいい。

もちろん辛いし、続ける理由なんてどこにもないけど、きっとその方が後悔は少ない。

これからは、殺すと思われてもいいから、行けって言おう。

 

ちなみに海賊がモチーフのパラダイスパークで棄権すると、子供用プールで作られた板歩きの刑で処されることになっている。

 

板歩きの刑ってこれね

残念ながらそのときの写真を撮り忘れてしまった。

パラダイスパークエイド

最後まで作りこまれてるエイドだったな。

パラダイスパークまで来てくれたみんなに拾ってもらい、一旦宿に帰ってからゴール地点へ向かった。

ハートのボリュームゾーンは、34〜36時間の間だ。ゴールした選手も棄権した選手も最後の選手のゴールを見届けに戻ってくる。

 

HURT100は鐘をならし、看板にキスをしてゴールとなる。

シンさんは、最後の20キロ足がいたくなってしまったようで、想定よりもだいぶ遅れて戻ってきた。

 

そんなシンさんのゴールを誰よりも待ち続けていたゆかりちゃんは、シンさんのゴールシーンを見て涙を流していた。

そんなゆかりちゃんの涙をみて、最初笑っていたわたしもうっかりもらい泣きをしてしまったが、ハートパイセンは実に満足げな顔を浮かべて全てを見届けていた。

img_4955
私とハートパイセンとシンさん

 

とまあ、ここまで書いて筆がピタリと止まってしまい、なかなか更新できずにいた。

どうもわたしは結末を書くのが苦手なようだ。

 

そういえば、もらい泣きをしている私に気付いた藤田家の息子は、

にやにやしながら「ママとおとちゃんが泣いてるぅ~」と言ってきた。

 

小学生の君にはまだわかるまい。

 

謎のピンク色の液体を飲まされたり

うんこ漏らしかけたり

金玉袋とパンツの擦れ(玉ずれ)に喘いだりしながら、

カロリーを摂取するためだけの甘い液体を舐め

一睡もせず

ボロ雑巾のように山を駆け回って

迎えるゴールで見える景色の素晴らしさを。

 

おしまい。

 

ところで、みんなで泊まっていた宿を出発するとき、

モナが持ってきてたアルトラのトレランシューズを2足とも捨てて帰ったんだけど、

また一緒に走ってくれるのだろうか。

俺たちのHURT2019 vol.2

こんにちわ。

会社の休み時間にブログ更新しようと

自分のブログ名を打ち込んで検索かけたら、

どうやら画像検索をかけてしまったらしいんですけど、

 

海外の無修正エロ画像一覧が会社のパソコンのデスクトップ画面に表示されました。

 

XXXってアメリカではポルノの激しさを示す隠語的な使われ方してるの知らなかった~

まじシンプルに焦ったオツベルです。

 

そんなことは、さておき、前回の続きを書きました。

蛍光ピンクの液体を飲まされ、涙目で出発したモナちゃんとマサシはどうなったのか。。。

 

 

======================================================================

 

 

マサシさんとモナが出発したあと、私はいったん宿に戻った。

 

5周目にモナのペーサーをする予定のアキナンが

モナの娘、ウノちゃんの子守をしながら留守番していてくれた。

img_4867
育児未経験のおじさんとおばさん達の未熟さにぎゃん泣きしまくってました

 

私はアキナンに、もしかしたらアキナンの出番は来ないかもしれないことを伝えた。

 

ハートは、5周目だけ関門時間が設定されている。

 

日曜日の11時までに5周目を出発しないといけない。

 

モナが3周目のスタートを切ったのはスタートから14時間半後、土曜日の夜20:30頃。

 

もちろんまだ可能性がないわけではないが、あの蛍光ピンクの液体が劇的に効いてくれないかぎりはかなり厳しい状況であった。

 

わたしは、おそらく最終周になるだろう4周目を、同じトレランチームで、私よりも付き合が長いアキナンが行った方がいいような気がして、

4周目のペーサーを私の代わりに行くかどうかを尋ねた。

 

正直、そこを抜きにしたとしても、私は昨年、やめたくてやめたくて震えるほど同じコースを走ったので走ったことのないアキナンに走らせてあげたいな、とも思っていた。

 

「私がモナちゃんだったら、今のようなつらい状況で、4周目絶対行きたくないって思うと思う~。私はここに残ってウノちゃんの子守するよ~。」

 

アキナンからはそんな返事が返ってきた。

 

けどここで

 

「いや、アキナンいった方がいいよ!」

 

「いや、いいよ、おとちゃん走りなよ!」

 

と、おばちゃん同士押し問答をしても相当無意味なので、とりあえず当初の予定通り私が4周目行く方向で考え、先に仮眠をとることにし、眠りについた。

 

maxresdefault
おばちゃんがレジ前で私が払うわよ戦争してる画像探したらこの画像が見つかりました。

 

夜中、みんなが寝静まっていたところにアンディ(オナ神)とバヤさんが宿に帰ってきたので、目を覚ました。

 

やはりモナはあのピンクの液体で体調が回復するという奇跡が起きるようなこともなく

マサシさんと時間をかけて回っているようだった。

 

 

去年膝を痛め、泣きながら走ってた私の3周目よりも時間がかかっているのを考えると

相当苦しんでるのだろうな、ということが想像できた。

 

たぶん、もうその状況では4周目も行かないかもな、そう思えた。

 

「それでも、もしモナが4周目いくなら、アキナンと一緒に行った方がいいと思うんだよね。私は別に走れなくてもいいし。」

 

そんなことを話していると、アンディが私にこう言ったのだ。

 

「おとちゃん、そしたらシンさんのペーサーすれば?」

 

シンさんと私は、昨年HURTを一緒に走り、共にリタイアしたリタイア組だ。

 

去年ハワイに向かう飛行機乗り場で会ったのが初めましてだった。

 

シンさんはわたしよりもずっと経験値も走力も上のランナーだけど、最初は同じくらいのところを、2周目はシンサンが30分前くらいを走っていて同じところを行ったり来たりするコース設定なので、コース上で何度もすれ違った。

 

同じくらいの所を走れている、ということが私の自信にもつながっていたし、何よりすれ違うたびにたくさん優しく声をかけてくれたのがうれしくて、一気に好きになった。

 

そんなシンさんは、去年2周目の途中で足首をひどく捻挫をしてしまい3周目でリタイヤをした。

 

足を引きずって歩いてる姿を見た時のショックも、それでもあきらめずに進み続けていた姿も忘れられない。

 

1年間ずっとHURTのリベンジをすることを目標に走り続け、その執念が通じて今年もレースに当選し、捻挫することもなく順調に4周目を終えようとしているところだった。

 

 

「おとちゃん、もし行けるならシンサンのペーサーしてあげてよ。」

 

 

シンさんの奥さんであるゆかりちゃんに会ったときにも、

そんなことを言われたのを思い出した。

 

 

シンさん本人からは1㎜もぺーサーしてほしい、とは言われてないが、

なんかもう、よくわかんないけど、そうするのがオールハッピーなような気がしてきたので、有無を言わさずアキナンを叩き起こすことにした。

 

 

アキナン、起きて!

 

私シンさんのペーサーすることにしたから

アキナン、モナの4周目行ってきて!

 

そんで、もう出るからすぐ着替えて!

 

突然叩き起こされたアキナンは、とりあえず空気を読んで準備をはじめたが、

落ち着いたタイミングで

 

「モナちゃんはいまどんな状況なの?」

「そもそもモナちゃんは4周目行くの?」

「シンさんはどんな状況なの??」

 

と矢継ぎ早に質問してきたが、わたしは、その全ての質問に

 

「わかんないwww」と答えた。

 

モナが今どんな気持ちで走っていて、どうしたいのか。

きっともうやめたいと思っているであろう気持ちを

鼓舞して4周目に行かせた方がいいのか、認めてやめさせたほうがいいのか。

 

シンさんはいったい今どこを走っていてどんな状況なのか、

5周目のペーサーは私でいいのか

 

私にも(ていうか誰にも)わからなかった。

 

 

でも、もしモナが3周でやめるとしても、最後まで頑張った姿を見届けてあげに行こうよ。

 

とかなんとか言ってアキナンを説得したような気がする。

 

 

スタート/ ゴール地点であるNature Centerにつくと、ちょうどタナケイさんが4周目を終えて戻ってきたところだった。

 

ちなみに、今回、今まで1文字も書いてなかったけど、ペーサーするためにハワイに来た人、めっちゃいた。

 

HURTのペーサーって、別に出走料もかからないし、登録も必要ないし、その場の雰囲気とノリでやったりやめたりすることが可能で当然周回ごとに変えてもよくて、私たちの周りにおいては、3人の選手に9人のペーサーがいるっていう文字通り有り余ってる状況だった。

 

のにもかかわらず

タナケイさんのペーサーは誰一人やりたがらなくて結局ずっと一人で走って完走してたっていうのが今話に登場したタナケイさんの簡単な説明なんですが、

 

4周目を終えたタナケイさんが

「内臓がやられて気持ちが悪い。。。」

 

と言っていたので、持っていたGIN GINをあげた。

1

このGIN GINは昨年何も知らずにただただでキモかわいいキャラクターにジャケ買いしたジンジャーキャンディ。

 

よく調べてみると生姜は吐き気や気持ち悪さに効くらしく、手軽に取る手段としてこういったジンジャーキャンディをアメリカでは妊婦さんのつわりの時期やウルトラディスタンスのトレイルランニングの時などに使ってる人がいるみたいだった。

 

それを知ったときは妊娠の予定も皆無だし100mileなんてもう久しく出る予定もなくて

 

効果を実感することなんてないな~ワラ

 

くらいにしか思ってなかったのだけど、去年うっかりハセツネに出て、後半気持ち悪くて水を飲むのすら嫌で、まじきつい、死ぬ、おわた。。。。って思ってた時に効果を自分で実感していた。

 

「レース中気持ち悪くてginger chewだけずっと食べてた、もっと持っていけばよかった。。。」ってさいちゃんがインスタに投稿してるのも見た。

 

だから今回のHURTも、絶対に気持ち悪くなる人いるだろうなと思ってたくさん持ってきていたのだ。

 

タナケイさんが気持ち悪くて。。。。って言ってるの聞いた瞬間

これ効きますから!!と、ここぞとばかりにドヤ顔で渡したのだった。

 

91i6vl4ZxdL
いろんなフレーバーもあります。ちなみに味は、めっっっちゃ生姜。

 

 

「タナカ メイクス レボリューションですわぁ!」

img_4884

 

自分で切ったという穴だらけのTシャツを

TM Revolutionみたいだと笑ったら

そんなことを言いながら5周目に1人で出発したタナケイさんを見送り、

 

私とアキナンは

モナとシンさんの帰りを待つのだった

 

つづく

 

※タナケイさんのペーサーをやりたがらなかったのは、

人間性の問題じゃなくて純粋に足が速いからです

俺たちのHURT2019 vol.1

おひさしぶりです。

最近Netflixにどはまりしているオツベルです。

 

最近見てるのこれ。アメリカのドキュメンタリーですからね、世界広いわ。

さて、Podcast、アップされましたね。

Podcastのリンクのさせ方わからない

 

トモさん、田中さん、藤岡さんという

日本人トップアスリートのHURT2019の話。

 

今回は、そんな話にはかすりもしない

「俺たちのHURT」の話でもしようと思います。

 

実は私、今年も行ってたんですよね、ハワイ。

Processed with VSCO with dog3 preset
おもきし加工しましたけど。目に見えてた景色ということで。

控えめに言って、最高でした。

 

ハワイ最高か。

Processed with VSCO with k3 preset
これを最高と言わず何を最高というのか

 

私は出走する気満々でレースにエントリーしたのですが、

嬉しいかな悲しいかな、抽選ではずれてしまったため、

出場する友達 モナちゃんのペーサーとしてハワイの地に降り立ちました。

 

モナちゃんは去年私が選手として走った際、当初はサポートで一緒にハワイに来てくれる予定になっていた同じ年の女の子(美人)

が、突如妊娠が発覚し、ちょうど1月1日に女児を出産。

.albumtemp
その時にうまれたのがこのおきゃんな女の子。うのたん。

今年は、昨年の私同様、うっかり当選してしまい、走ることに。

フルタイムで働き子育てしながら、目黒の坂を上ったり下りたりして訓練を重ねてきたママランナー(美人)

 

そしてそんなモナの親衛隊として、

 

マサシ(3周目のペーサー)

4b001a1bfed071047b731947a1c53fba
シェイブアイスおじさん

オトベ(4周目のペーサー)

.albumtemp-2
どすこい

アキナン(5周目のペーサー)

a8f74d492f0d0db527555598bf72a7f7
黒歴史といえば彼女

という布陣が組まれました。

 

ちなみにペーサーするためにわざわざハワイまで行ったっていうより

ペーサーするのをハワイに行く口実にしたっていうのが正解!

 

あいお君が一人でしてた、が、正解!のオマージュです。#テラスハウス

私は仕事の都合でみんなよりも遅れてハワイ入りし、

朝、空港でピックアップしてもらうことに。

 

そしてハワイで合流した途端

開口一番、

 

「残念なお知らせがあります」

 

と言われました。

 

「モナちゃんが風邪で病院に行きました。39度近く熱があるみたいです」

 

 

 

風邪もインフルエンザも大流行中の日本で、

風邪を引いた、と言う情報はさして驚くようなことではなかったし、

なんか深刻そうな報告だったので、

じゃあもうきっとモナはレースは走らないんだろうな~、と、ふんわり思ったりした。

 

 

Air b&bで、選手、サポート、ペーサーなどなど12人で借りた宿に着いた時、

モナはまだ病院から帰ってきておらずお昼すぎまで待機で暇だった。

 

アキナンはコンビニで買ったまずいスパムおむすびを「ハワイっぽい」という1点の根拠のみで

胃袋に流し込んでいて、のちにみんなでおいしいポキを食べることになった時にまずいスパムむすびで胃を満たしたことを後悔していた。

Processed with VSCO with au5 preset
ここのPOKEほんとうにおいしかった
169b814f6428477a110b970f9e4fddd4
2日連続で食べました

病院から帰ってきたモナに会ったとき、

もうレースには出ないと思い込んでいた私は、

 

しょうがないよ、落ち込まないで、という気持ちを伝えようと思って

脳内で何がどう変換されて口から出たのかわからないが

 

「まじうけるんだけど」

 

という言葉を浴びせた。

 

何一つウケない。

むしろ笑えない。

言葉のセンスがない。

そもそも選ぶ言葉間違えてる。

最低。ひどい。死んだ方がまし。

 

 

が、そんな周りの(ていうか私の)思惑とは裏腹に

本人は出る気だった。

 

ここまで来て出ないという選択肢はない。と言っていたそうだ。

 

そんな感じで風邪をひいて絶不調な状態ではあったが

とにかくモナはスタートを切った。

 

このレースの制限時間は36時間。32㎞を5周。

 

単純計算で1周7時間。

 

夜はペースが落ちるのと、後半の不測の事態に備え、

だいたい6時間程度、

どんなに遅くても7時間以内に1周目を終えなければ難しいだろうというのが

完走目標のランナーにとってのペース配分の基本である。

 

その計算通りスタートから5時間半~6時間後に

みんな1周目を終えるだろうと帰りを待ち構えていたが

モナは思っていたよりも遅く、6時間半くらいで戻ってきた。

.albumtemp-1

顔色が悪く、戻るやいなや、お腹が痛いとトイレに駆け込んでいった。

 

走ると漏れそうだから走れなくて

歩いてたらすごいたくさん抜かされちゃった。

 

と言っていた。

 

そしてこの後、30時間近くモナは腹痛と戦うことになる。

 

けど、みんなは知っていた。

 

去年腹痛と戦いながら最後はコーラだけで完走したおじさんがいることを。

hurt3_04
腹痛をかかえたまま36時間2分で完走したバヤさん。

 

だから、辛そうだけど、まぁまだまだ可能性はある。美人だし。

そう思っていた。

 

そしてモナは娘のおしりふきを持って

2周目へと旅立った。

 

Good job
Good Job

 

2周目、モナのペースはさらに落ちた。

 

2周目の最初のエイドで待っていると、

腹痛と寒気を訴えながらエイドに入ってきた。

img_5029

正直、1月のハワイは寒くない。むしろ暑い。だって常夏、それがハワイ。

この日はずっと雨が降っていてランナーの身体は濡れていたが

寒さを感じるほどではなかった。

 

腹痛も、寒気も、間違いなく風邪からくるものだろうと思えた。

 

風邪が治らない限り

無くならないであろう痛みと寒気に、

どこまで頑張れるのだろうか。

 

みんなが持っていたおなかの薬を飲ませ、

シェルを羽織って出発していった。

 

下痢には経口保水液だ!

 

と、どのおじさんが言ったのかは知らないが

 

とにかくモナの腹痛が辛そうで、

みんな何かしてあげられないかと、

モナの2周目が終わるまでに、

薬局に行って経口保水液を買ってきた。

 

 

・・・・・・・・・・・・・え?

 

私の知ってる経口保水液と様相が違いすぎて正直戸惑った。

 

経口補水液って、こういう、ポカリみたいなやつじゃないの?
私の知ってる経口保水液とは

 

あ~、はいはい、あれね。

このピンク色はボトルの色で、

中身は無色透明のポカリのような液体なはず!

 

 

と、ポジティブ変換したのだが、

そんな幻想はすぐに打ち砕かれる。

 

そう、液体の色そのものが嘘かと思うレベルの蛍光ピンクの色味であり

そしてさらに悪夢なのが味が湿布そのものということだった。

 

私人生で湿布体にはったことたくさんあるけど、湿布味のもの飲んだことない。なぜこの色とこの味なんだ。まじで人類としての生きるセンスを疑った。

 

イラスト屋にはなんでもある

 

マサシさんは、「root beerみたいで嫌いじゃない」と言っていた。

 

そんな蛍光ピンクの液体を持って待機している私たちのもとに、

モナは7時間を越えても、なかなか帰ってこなかった。

 

先に3周目(!)を終えて帰ってきたトモサン(神)に様子を聞くと

 

「お腹が痛いみたいで、寒がっていたから、戻ってきたら全部着替えさせた方がいい。

心が折れちゃってたから、いったん温かくして、寝かせて、気持ち切り替えさせた方がいいと思う」

 

そう優しくアドバイスしてくれた。

 

けど、コース上でモナ本人には

 

「モナちゃん、まだ目が死んでないから大丈夫、いけるよ!」

 

と声をかけていたらしい。神か。

 

 

このころから、サポートをしている私たち(ていうか私)にも迷いが生じていた。

 

2周とも想定を大幅に遅れているモナは、

関門時間を考えるとトモさんがアドバイスしてくれたような寝ている余裕はなかった。

 

彼女の本来の走力を考えれば、体調さえ戻れば

まだ完走の可能性は消えていない。

 

行かせるのか、やめさせるのか。

 

そして、8時間ちかくかけて2周目を終えて戻ってきたとき、

モナは目に涙を溜めていた。

 

「おとちゃんと一緒に走りたかったのにごめん」

 

そう私に言った。

 

もうやめたいという気持ちに支配されていることは明白だった。

 

私は去年走ったから、その感情が嫌というほどわかる。

 

こんなはずじゃなかった。

こんなに辛い状況をおして走る続ける意味とは何なのか。

このままじゃ時間も間に合わない。

もうここで十分なのではなかろうか。

 

ていうか、最近思ったんけど

そもそも160㎞走ることに別に意味なんてないのだから、

意味を見出す方が無理なのだ。

 

私は「よくがんばったね」

 

としか言えなかった。

 

だけど、まだ可能性がある以上は行こうと、

マサシさんはモナに湿布味の蛍光ピンクの液体をお湯で薄めて無理やり飲ませた。

img_5473
これだよ?

「なにが効くかわからないから。とにかく飲んで。」

 

そして2袋目の娘のおしりふきと、

湿布味のピンクのどろどろした液体を手に

涙目のモナとマサシさんと3周目に突入するのだった。

つづく

いまだに歩き出そうとしない~分水嶺Bコース完走記2~

7月13日

午後18時

 

新宿伊勢丹前に私はいた。

 

そこには、

ツヤツヤの髪に白いブラウス膝たけのスカート身にまとい

パンプスをはいた、きらきらしたOLさんが行きかっていて

 

7㎏のザックを背負って

奥多摩駅に向かう前、最後に炭水化物を胃に押し込もうと

丸亀製麺に入ろうとしている私はこう思うのだった

 

「私も10年前はそちらの世界の住人だったはず。。。」

 

私が新卒で入った会社はまさしく伊勢丹だった。

 

女を磨くことが正義だと信じてて

結婚は20代でするものだと信じていて

給料少ないくせいに1本9000円近くするアルビオンのスキンコンディショナーとか買って(今思うとくそ高いな)

その分お昼は社食の180円のざるそばで我慢したりして

毎日パンプスはいてカツカツ歩いて営業まわって

素敵なお店にディナーに連れてってもらえるのが

ステイタスなんだと思っていた時代が私にもあった。

 

なんなら、昔からの友達には

「あの時代のオツベルが一番かわいかった」といわれたりするが

 

まぁそりゃ汗だくで死臭ただよわせて自分のことうんこ呼ばわりしている女より

スカートひらひらさせてシャンプーのにおい漂わせてる女の方が可愛くなかったら世の中間違ってると思うから

全くもって異論1ミリもない。

 

こちら側の世界に来てしまったことを

いいんだか、悪いんだか、と思いつつ

まぁ少なからず、量産型女子でいることをあきらめて

世の中のほとんどの女性が経験しないことをこれから経験しに行くんだから

それはそれでありだな、と思って自分を肯定しないと生きていけないよな。

 

などと思いながら

汗だくになりながらかけうどんを食べ

 

「うどん食って滝汗。うどんてこんなに汗かくスポーツなのか」

 

とかくだらないことをツイートしながら奥多摩駅へと向かうのだった。

 

 

奥多摩駅を夜中0時にスタートし、翌々日の16時までに

長野県だか山梨県だか清里とか野辺山のあたりまで

とにかくひたすら山の中を歩く縦走大会、それが分水嶺トレイルだ。

 

22
とりあえず山と高原地図4枚分

 

 

鴨沢スタートのAコースと奥多摩スタートのBコースがあり、

去年はBコースは120㎞あったようだが、

今年はコースが変更されて97㎞だった。

 

まじで心の底、というより全俺の底から97㎞でよかったと思っている。

 

そんな分水嶺トレイルに出るためにはまず書類審査がある。

今までどんな山行をして、コースタイムのどのくらいで歩き、どういう装備でどんな天気だったのか。

 

分水嶺トレイルを歩ききれる山力があるかどうか、

途中でどんなトラブルがあっても対処できるかどうかをまず書類でふるいにかけるわけだ。

 

正直私の乏しい山行歴だけではたぶん受かっていないような気がするし、

私はソロだったら完走してないと思う。っていうかそもそも出ようとすらしてない。

 

私の出るチームには去年Aコースを女性1位でゴールしているエマちゃんがいたというのが大きいような気がしている

というか絶対にそうだが

書類審査も無事通過することができ、

そのほかの必須条件である山岳保険に加入したり、救命救急講習を消防署で受けたり、

ツェルトの使い方を教えてもらったり必携装備をそろえたりして、

当日を迎えた。

 

当日会社を早退し、銭湯を経由して奥多摩に向かっていたので

現地で着替えようとロングスカート姿で電車に乗りこむと、そこには

 

「おれ!今から!分水嶺出ます!」

という雰囲気しかまとっていない男性がうようよいて

 

そんな男性たちの間をすり抜けたあと、

 

「あいつスカートででんのかよwww」

 

と聞こえるように言われたので、

 

「でるわけねぇだろ」

 

と心の中とツイッターで毒づきながら(小者)

メロンパンをほおばりスタート地点へと降り立つのであった。

 

オツベル

97㎞歩いた先で手にしたのは うんこでぼろ雑巾の自分の姿だった ~分水嶺Bコース完走記~

こんにちわ。

最近はサプリババアとして日々大量のサプリを飲む毎日を過ごしているオツベルです。

私は先日、分水嶺トレイルという縦走大会に参加してきました。

 

まぁ、それがいいかとか出たいかとかは置いといて

世の中には110㎞のレースとか160㎞のレースとかあるじゃないですか。

制限時間30時間とか40時間なわけじゃないですか。

 

このレース(というか縦走大会)は

97㎞で獲得標高は9700mくらいで

制限時間64時間なんですよ。

 

またまた。

 

またまたまた。

 

またまたまたまたまた。

 

でっかいヨーロッパのアルプスじゃあるまいし、

97㎞で9700mも獲得標高あるわけないだろwwww

 

ていうか97㎞くらいで64時間もかかんねぇだろwwww

 

って思ってた。

 

思ってたよ。

 

それに女子3人で出ようっていうのだから

 

★体力不足でリタイアする

★制限時間に間に合わない

★チームを修復不可能なくらいクラッシュさせる

 

この辺りの想像しうる問題は

 

一番ポンコツで

レースの数日前まで大してコースの把握すらしてなくて

体力ないくせに文句だけは言う

私がすべて原因になるだろうなって私だって思ってたよ。

むしろ私が一番思ってたさ。

 

いやぁ、もうね、想像を絶してた。

 

行く前はこれは人生最大の冒険だ!アドベンチャーだ!よし!オラやるぞ!

完走だ!完走だ!完走だ!完走だ!完走だ!オイィイイイイイイイイ

img_0542

くらいに思ってたけど、

 

行ってみたらもうほんとに

そんな華々しいものなんて何にもなくて

ただただぼろ雑巾、またの名をうんこになっただけだった。

 

だめだよ。うんこになっちゃ。

 

だめだよ。身体の周りを虫が旋回しちゃ。

 

毎日オシャレしてお化粧して出かけよう。

汗のにおいじゃなくて香水のにおいを振りまこう。

 

だってわたしたち女の子だもの(妙齢)

 

そんな分水嶺Bコースの話を少しづつしようと思ったので

とりあえず書くよ宣言だけしにきました。

かなり遅筆ですがお付き合いください。

 

オツベル

レースレポートをなかなかUPしない件について

こんにちわ。

あいかわらずのお久しぶり。

オツベルです。

 

HURT1月に走ってるくせにどうなったんだろうか。

と思ってくれている方が地球に1人でもいるのであれば弁明するために筆をとりました。

 

レポートね、書いたんですよ。

むせび泣きながら。何日もかけて。

 

で、なんでそれを載せてないかって、Akimamaというアウトドアポータルサイトに短期連載という形で載る予定だったんです。

 

だから、大筋はそっちにUPするのを読んでもらおう、と思ってこちらにはUPしていなかったんです。

っていう文章もすでに5か月前に下書き保存して放置してました。

 

【ROAD TO HURT100 #1】

【ROAD TO HURT100 #2】

【ROAD TO HURT100 #3】

 

まぁそんなわけで興味のある方は読んでみてください(雑)

 

オツベル

 

 

ついに出発の日を迎えました

明けましておめでとうございます。

 

「サウナ入ってると風邪ひかないらしいぜ!」

 

と、サウナ入りながら友達に豪語した日の晩に風邪をひき、そこから2週間ずっと風邪が治っていないオツベルです。

ee413c32-b629-4781-9168-b79558071e6f
クリスマスに高尾歩いた日の夜

 

出発は本日の夜です。

 

もう笑うしかない

 

ははははは

 

 

 

前回、えまちゃんのことを書きながら、これを書いたからにはもう一人書かなきゃいけない人がいるなと思っていた。

 

このブログではなぜか一度も名前が登場していないが、この人と初めて出会った時のことを、私は鮮明に覚えている。

 

5年くらい前 (いきなり曖昧)

 

 

当時まだ前の会社で働いていた私は何かイベントごとがあれば顔を出していたし、イベントに顔を出せば何かしら新しい出会いがあって今よりも少し世界がきらきら輝いて見えていた時期だった。

 

雑誌の編集、スタイリスト、カメラマン、ブランドディレクター、プレス、デザイナー、イラストレーター、、、、

 

出会う人すべてが、それまで自分が生きていたごくごく普通のOLの世界にはいなかった

 

「今まで出会ったことのない素敵な人」

 

「いけてる人」

 

に見えていた。

 

そして、そんな世界において、無知で無名で繋がっても何の得にもならない私のことを受け入れてくれて、仲良くしてくれることも心地が良かった。

 

それは雑誌GO OUTが主催する代々木公園で開催されたOUTDOOR WEEKENDというイベントに出展していたときのことだった。

 

Run Boys! Run Girls!という、トレイルランニングショップが主催しているトレランシューズの試履きエリアに顔を出した時だ。

全くトレランに興味を抱いていない時期だったのでチャラついてビール飲みながらおしゃべりしに行っただけだったのだが、その人もそこに来ていた。

 

その人と私との間には共通の友達が何人かいて、山にいった帰りにイベントに顔をだしていた彼を紹介されたのだった。

 

その人の第一印象といえば

 

関西弁をしゃべる地味な人

 

この一言に尽きる。

 

img_4513
それまでの関西人のイメージ

 

 

きらきらしているように見えていた世界に突如現れた関西弁をしゃべる地味な人

フリースタイルダンジョンに突如現れたDOTAMA

img_4520

太陽系でいうところの海王星

img_4522

コンビニ界でのポプラ

img_4519

 

ちょっといい例えがみつからなかったので無理やり3つ書いたけど、そんな感じである

 

ただこの関西弁をしゃべる地味な人は、このときからファストパッキングなどで山を楽しんでいて「自分でテントを担いで泊まりながら旅をする」ということに憧れていた私にとって、自分の憧れのアクティビティを楽しんでいる人なんだな~とは認識したのだった。

 

その後私とこの地味な関西人とが急速に仲良くなる、、、、というようなことはなかったのだが、エマちゃんとこの人が同じ関西出身ということもあり仲良くなり、よく一緒に山へ行ったことを見聞きするようになった。

 

そして、時とともに私の中でこの「地味な関西人」は「山に連れてってくれる優しい関西人」というポジションにふんわり格上げされ、実際に自分が縦走用のザックを買ったり、テント泊登山用のテントを買ったりしたときには、えまちゃんと一緒に山に行くのに付き合ってくれた。

 

そう、その地味な関西人が

この男マサシである

img_5874
特徴はメガネ

 

 

ことの発端は2017年1月のフロストバイトという横田基地のハーフマラソンである。

 

通常出入りすることのできない福生の米軍基地が解放され基地内の滑走路とかを走れるハーフマラソンで、レース前、やたらハイテンションなふくよかな外人のインストラクターと一緒にやる「ZUMBA」

img_4523

 

参加賞のめちゃくちゃダサいけど着心地だけはいいスウェット

img_4516

 

それがおもしろいからとまさしさんに誘われて2年連続で参加していた。

 

冬、朝起きるのがつらくて全く練習できずにレースに参加し、案の定8㎞地点で走るのに飽きた。

 

ゴールタイムは2時間06分

 

普段走らないからこれが速いのか遅いのかわからない、という人のためにコメントすると、

 

普通に遅い

 

言い訳でもなんでもなく、私の実力なんてこんなものなのだ。

 

最後はなすびの着ぐるみを着た人と話しながらなんとかゴールしたが、このなすびがいなければたぶんもっと悪いタイムだったと思う。

img_9045

 

その打ち上げで餃子を食べながらなすびとマサシとしゃべっていて

4月にエントリーしているレース(けっこうハードな63km)に出るのに全く練習しておらず、さらには秋にある信越五岳とい110kmのレースに出たいからペーサーしてくれというふざけた訴えをする私に

 

まさしさんは信越のペーサーを快く引き受けてくれるとともに、毎週1回、朝一緒に起きて閾値走という練習方法に付き合ってくれることを提案してくれた。

 

閾値走というのは、私も詳しく知らないし厳密にはやり方もぜんぜん違うと思うのだけど、いつもよりキツメのペースで30分間だけ走るという練習だ。

 

ただ、このキツメのペースというのが、足の遅い私にとってキツイペースであって、付きあって走ってくれるまさしさんにとってはいたって走りやすい普通のペースで30分走るだけなので、この練習はのちのちOL連という名に変わった。(OLに付き合って走る練習の略)

 

そしてこのOL連は、少しづつ形を変えながらも毎週水曜日朝7時半~1年間続くことになる。

 

そして週に1回OL練をしながら

OMMliteに出たり

.albumtemp-2

信越五岳に出たり

.albumtemp

青梅高水を3ループ走る練習に付き合ってもらったり

img_3649

私の出たITJ(伊豆トレイルジャーニー72㎞)に応援に来てくれたり

.albumtemp-3

1年間ずーっと練習に付き合ってくれた。

 

わたしにとっては今や優しいお兄ちゃんのような存在だ。

 

そして、何がどういうわけなんだか、マサシさんも明日から一緒にハワイに旅立つわけである。

私が走ることに全く興味を持たず日々麦味の炭酸飲料に身銭をつぎ込んできた時代から、山を走る、ということをはじめ、そして徐々に成長してきた過程をずっと見守り、支えてくれたエマとまさしさん。

そんな強力な2人(とバヤさん)と一緒に

いざ天国と地獄が待ち受けるハワイへと旅立ってまいるのであります!

 

アディオス アミーゴ!

 

オツベル

汗とサウナとエマと

おひさしぶりです、オツベルです。私は元気です。

 

小学校の頃、担任の先生が独特の指導をする方で、出席点呼の時

「はい!元気です!」をデフォルトとして

体調がすぐれないときは

「はい!ちょっと風邪気味です!」

と、返事の後に自分の本日の体調を申告することを求められた小学校生活を思い出したりしましたが、皆様いかがお過ごしですか。

 

週1回更新を目標としていたのに、3日坊主精神丸出しで更新止まってしまいました。仕事が忙しかったとかもにょもにょ言い訳はいろいろあるのですが、単純にもう面白いネタがない。なーんにもない。今回つまんなかった。て言われるのが怖くて筆が全く進みませんでした 笑

そうこうしているうちにもうレースまで3週間とせまり、しかも今年ももう終わりかけてます。

 

もう書くことねぇなぁ~、と、鼻くそほじってたら大事なことを書いていないことを思い出しました。

 

 

 

大事なこと。

 

 

 

そう、EMMA a.k.a. 鬼軍曹 です

 img_0519

 

唐突に身の上の話始めちゃうんですが、私は、アウトドア(主にスノーボードとキャンプ)が好きってだけで、未経験でこのアウトドア業界にもぐりこんできました

 

最初は小さなクライミングパンツの会社でPRと企画を担当していてGoout campやNatural highなどのイベントに出展したりしている中で、いろんなアウトドア業界の人と知りあいになった私は当時まだ28才くらいで、もともと女性の少ないアウトドア業界のさらに所属がメンズブランドだったこともあって、まわりに自分と波長の合うような同世代の女性は一人もいなかった。

 

 

一緒にキャンプとか山とかいってくれる同世代の女の子の友達ほしいな~

 

 

と鼻くそほじくってた時に出会ったのがえまちゃんだ

 

出会いのきっかけは共通の友達の開いた飲み会。当時のえまちゃんは、まだ今みたいに山走ったり登ったりはしてなくて、当時偶然にもお互いスラックラインもというマイナースポーツをやっていたので、わ~こんなかわいくてアクティブで同じ年の女の子と一緒に遊びたかったんだよな~!と思った記憶がある

それからえまちゃんはどんどん山やトレランにはまっていき、長いレースにも完走するようになり山にも沢山いって、山力をぐんぐんあげて

 

 

え?何目指してるの?カモシカかなにか?

 

 

てレベルまで一気に駆け上がり遠くの方にいってしまった

一方私は特に何の変化もなく、今まで通りキャンプしてビール飲んで、飲み歩いては道端で目が覚めたり、記憶を宇宙の彼方までぶっとばしたり、クソみたいな恋愛をして知らない女に電話口であやまってと言われたり、鼻くそをほじくったりして過ごしていた。

そんな感じなので、山を駆け巡るえまちゃんと、下町で呑んだくれてた私は、今みたいに山に一緒に行くなんてことは一切なく、会うのはもっぱら飲み会やキャンプという、いわゆる飲み友達として過ごしていた。

そんなとき、私がコロンビアに転職をし、えまちゃんが会社をやめてフリーランスPRになることになった。えまちゃんはフリーランスになったことをきっかけに徐々にライターの仕事もはじめるようになった

 

一方私はといえば、入社して最初のランチで当時の上司に

「家どこ?練馬?じゃあ10kmくらいだから走って帰れるね!!」

と言われてカルチャーショックを受けていた。

家田

2
まさにこんなかんじだった

家田いる夫のその後を読みたい方はこちらへ→https://omocoro.jp/kiji/93322/

 

もちろん「走って帰れるね!」といった上司に、

 

「ばかみたいじゃないですか?」とは言ってない。

 

ただ、心の中では

 

 

思考回路どうなってんだよ…

 

 

とは思っていた。

入社した当時与えられた仕事はライフスタイルシューズの担当MDだった。

今考えれば、ライフスタイル担当なのだから別にトレランを始める必要なんてぜんぜんなかったのだが、靴業界に長く経験知識も深い諸先輩方と一緒に働くうえで、アウトソールとミッドソールの違いすら分からなかった当時の自分にとって正直自分の存在意義はフィールドに求めるしかなかった。靴の知識ではみんなと同じレベルで話すことはできなくても、ユーザー目線で誰よりも説得力の高い話ができるように、誰よりもフィールドに出かけよう、と思った。そうして、走るのなんて大嫌いだったけど、トレイルランニングも始めてみようかな~とうっすら思い始めたのだった。

 

この「うっすら」というのは

「黒姫ってレースのエントリーそろそろ締切か~ 13kmくらいならなんとかなるかなぁ~」

「まぁいっか、次で」

をく返す、という状態のことを指す。

 

そんなときに、何を思ったのかえまちゃんが

「斑尾高原の16kmのレースに一緒にでない?」

と誘ってくれた。

ここから私のトレラン人生ははじまった。

なんで誘ってくれたのか今となってはもうよく覚えていないけど、このお誘いをきっかけに、初めてロードランニングというのをはじめた。最初はもちろん1kmがめちゃくちゃ長く感じて、3kmで飽きて帰るを繰り返していた。5km走れるなんてすげぇ!10kmなんて異次元!って思ってた。

ほんとに山の中16kmも走れんのかな。。。そう思って出走したのが

このときのわたし オトベ、が、斑尾を走った(オトベ編)

最初は関門アウトになるかもって脅してきて、最後は走れと鬼のようにおいたてられたレースデビュー戦。正直今振り返っても人生で一番心臓飛び出るかと思った経験だ。

腹いせに、エマには鬼軍曹ってあだ名をつけてやった。

title
まじでエマ嫌いになるかと思うくらいキツかった

そこから、いまここに至るまではまぁ紆余曲折はあるのだけど、ばっくり言うとこうやって誘ってくれたことで私はトレランを始め、そして、わたしとえまちゃんは一緒に過ごす時間がどんどん増えていき、私たちの関係性もただの飲み友達から山友達に変わっていった。

ついでに言うと同時進行で私のふくらはぎも誇大化と硬化の一途をたどり、スカートとか恥ずかしくてはけないレベルに変わっていった。

 

はじめての縦走登山も、はじめてのロングトレイルも、はじめてのスノーランも、はじめての雪山登山も、えまちゃんが一緒に行ってくれた。

img_8302
地獄の1泊2日八ヶ岳全山縦走も行った

そんな大切な山友達のえまちゃん。

私の中で、レースのペーサーというものを頼むとしたら、一番の選択肢はエマだな~といつも思ってる。

ただ、ペーサーをお願いしたいレースがあっても、「あ~、その時期トルデジアン(7日間で330km走るレース)だから無理だわ~」とか「あ~TDT(160km玉川沿いを走る草レース)の後だから無理だわ~」とか、とんでもない理由で断られることが多いので正直あまり来てくれることを期待をしていないのも事実だ。

今回、HURTでペーサーやってくれない?とお願いすることにしたときも、

年末年始の休み明けだし、普通の人間なら絶対そんな時期に休みとってハワイまで行って

iedairuo

 

 

正直半分くらいは断られるだろうなと思ってた。

けどえまちゃんはマラ狂いの薬中なので(マンガ参照)、半分くらいは来てくれるかもしれない、と期待してもいた。

 

 

お願いしたのは自由が丘のサウナの中だった。いつものようにくだらない噂話をしながら、HURTの話を切り出した。ちなみに、こんな背景描写してみたけれど、特に感動するようなエピソードはない。

 

HURTきてくんない?

 

と、普通に聞いた。普通に聞いたが、三十路過ぎの独身女子2人が、サウナの中、160km走る話を持ちかけたというシチュエーションは普通じゃないような気はしている。

エマがその時なんて答えてくれたのかもよく覚えていない。覚えているのはお互いすっぽんぽんで汗だくだったってことだけだ。

 

仕事休めるかな~?って恐ろしく前向きな感じで答えてくれたような気がするし、まぁ結論快諾してくれた。晴れてHURTのペーサーをしてくれることになり、年明けのハワイの森の中を三十路過ぎの独身女子2人が汗だくで160km走るって奇特なシチュエーションが完成した。

 

 

正直、完走できる気なんていまだにぜんぜんしていない。

 

だけど、少なからず私が何か新しいチャレンジをするときには必ずエマちゃんがそばにいてくれたし、今回もそうってことだけはわかっている。そしてただ純粋に、そんなエマちゃんとハワイのトレイルを一緒に走れることがとても楽しみなのであります。

Processed with VSCO with a6 preset
一緒にゴールくぐれますように!

 

オツベル

HURT100メンタルレッスン

こんにちわ、オツベルです

omm
先日のOMMで、一切地図を読まないくせに、レンズを向けられるたびに地図を読んでるふりをしていた時の写真です。

 

 

 

もう完全に週1回更新とか言ったことを後悔しています。

 

 

突然ですが、私は、本名の下の名前を「はるか」といいます。

なので、学生時代から86という数字を好んでいる。

 

これは、もう、完全に高校時代に流行った19の326に影響されているのだけども

20150212235906.jpg
エモい

 

ポエティックなものに感情を重ねる思春期が私にもあった

 

さて。

 

皆様トモさん(a.k.a100mile神)を覚えていらっしゃいますか。

どんな人かはこちらの記事を参照いただくとして

どうせ当たらないという罠 HURT100エントリー編

 

ラッキーなことに、この神の働いている会社と、私の勤務する会社は同じビルに入っている。

6階が神で、7階が私だ。

 

このラッキーを利用して、私は神からHURT100にどうやったら完走できるかの秘訣を聞こうと、ランチに誘いだすことにした。

 

そして神を誘い出すためメールでやり取りをしていると、

ちなみに数字は1〜10で何が一番好きですか?

 

と、突然聞かれた。

 

へ?神何言ってるの?おみくじかなにか?

 

と思ったのだが、私はAB型なのでいつものように

 

8か6ですね~、

 

と、答えた。

 

 

そしたらこんなものが送られてきた

 

 

【HURTレッスン1】
HURTは5周です。
先ずは5という数字を大好きになってください。
5という数字が好きか好きじゃないか、
5という数字を良く理解しているか、していないかではレースの命運を分けます!
何でも5回やってみるのも良いと思います!
例えば皇居5周やサウナに5回入るとか、ジュースを5本買うとか!
何でも5回やってみると5という数字が身体に染みつくので是非やってみてください!
以上。

 

 

 

私の回答関係ねぇぇぇぇぇぇぇぇ

 

 

 

と、とりあえず思ったが、よくよく聞くと、HURT100は3周目でリタイアしてしまう人が多いそうだ。そしてそのリタイアの理由は、メンタル的な要素が多いとのことなので、5回繰り返すことに慣れておくことは本当に大切らしい。

 

とりあえず神の啓示に従い、5という数字をよく理解する、という哲学的なチャレンジにトライしてみることにした。

 

 

 

とりあえず携帯の待ちうけを5にしてみた

 

 

正直あまり効果はない。

 

次に、今まで毎週水曜日の朝に、皇居を1周少し早いペースで走る練習をしていたのだけど、

赤坂日枝神社の周りをぐるぐる5周する、という練習に変えた。

 

神社の周りを掃除している社人さんと10回くらいすれ違うのでそこそこ気まずいことがわかった。

 

 

そして朝駒沢公園3周するランニングは5周に変えた。

同時に、公園までの行き帰りを自転車に変える自分の怠惰ぶりを学んだ。

 

 

サウナも3ループだったのを5ループに変えた。

サウナおばちゃんたちの人間関係が垣間見れるようになった。

 

 

さすがに缶ジュース5回買うのは気が狂ってるとおもわれそうなのでやっていない。

 

 

そして、この生活を初めて始めてみて、ほかにもわかったことがある。

 

 

 

2度あることは3度あるかもしれないし、

仏の顔も3度までなら保てるし、

2回失敗しても3度目の正直はあるかもしれないけど、

 

5度はない。

 

 

 

後輩が同じミスを2回したらまだ許せるけど、3回目でおっと、そろそろいい加減にしてくれよって思うし、5回繰り返したら、え?なんなの?無能なの?ってなりませんか?

私はなる。

 

自分の過去の栄光をいつまでたっても飲み会で語り続けるおじさんに、2回までは、えー!すごーい!って言えるけど、3回目はそれもう聞いたよ、、、他に話ないのかよ、って思うし5回されたら

え?なんなの?まじでそれ以外ネタないの?だったらちょっと黙っててもらえませんか?ってなりませんか?

私はなる。

 

 

 

3日坊主という言葉からも、3回繰り返すことや、3回耐えることははそんなに難しいことではない。5回、という回数は、3回よりも格段に断然、もうそれはけた違いでしつこいしだるいのだ。

 

 

 

 

 

同じことを5回繰り返しているときのメンタルはこんな感じである。

 

1 フレッシュな気持ちや~

2 え、これほんとに5回もやるの?終わるの?なんなの?

3 え、まだ半分なの?まだ2周も残ってるの?なんなの?

4 ていうかほぼもう終わりだわ

5 ラストや~

 

 

もうね、2と3が超絶うざい。はてしない。

 

ということで、

 

結論:

5を深く理解しようとしたら、2と3がめちゃくちゃ嫌いになってきた。

 

(けど、3を超えると精神的に格段に楽になります)

 

 

 

はじめて人のためになることを書けた気がします。

 

以上。

 

オツベル

ハートを狙い撃ち HURT100で当選確率を上げる方法

こんにちは、オツベルです。

レース中に親切な人が撮ってくれて「あ~ちょっと逆光だなぁ~」と言われたけど、特にチェックせず、レース終わった後に見たら思ってたよりも逆光だった時の写真がこれです。

今日は、ククイナッツポイントの話をします。

マラソンにしろ何にしろ、レースに出るときはオンラインで申込みをする時代ですが、日本の場合はRUNNETというサイトを通じてエントリーすることが多く、海外レースの場合は、Ultra signup というサイトを通じてエントリーする場合がほとんどのようです。

hurt100
これがUltrasignupのHurt100のページ

このサイトはもちろん全文英語だけど、名前、住所、年齢とかわからなきゃむしろやばめの最低限の情報を入力して、アカウントを作成して、目当てのレースのページからエントリーボタン押すだけなので英語が苦手な人でも問題なく登録・エントリー出来ます。

HURT100の場合は、まずUltraSignupを通じて期日までにエントリーし、そのあと抽選があり、抽選に当たると晴れて出走権を獲得する、という形になります。

そして何度もお伝えしている

HURT100はくじ

って話ですが、100%全員が平等にくじなのかっていうとそんなことはなくて、ここに出てくるのがククイナッツポイントの話である。

このククイナッツポイントというのは、たくさん持っていると当選倍率が上がるといわれている魔法のポイントのことだ。

初めてのHURTや、初めての100mileだとククイナッツポイントが付与されるし、それ以外にもRD(Race Director)が「こいつおもろいやん」みたいになったら、たくさんククイナッツポイントが付与されるらしい。

ちなみに前回の記事で登場した100mile神トモさんは毎年HURTを走っているのだけど、レース中に腕立てしてククイナッツポイントたくさんもらってるって言っていたし、オナ神アンディは「HURT100にかける思い」を、英訳してもらい、アピール動画を撮影してYOUTUBEにUPしRDに送り、見事に出走権を獲得した。

まぁ、そんな感じでよくわかんないけど付与されるポイントなのだ。

ククイナッツポイントを大量に持っていれば当選するのであれば、RD特別枠みたいなもんだと考えていんじゃないかと私は個人的に思っている。

そして今年、私と同じようにアンディに蛇の道に巻き込まれエントリーした5人の中に、バヤさんという人がいる。

バヤさんも、アンディと同じように動画を撮影してYOUTUBEにUPし、見事当選した一人だ。

リンクははらないけど、今も公開されてて見れるよ。

ただ、このYOUTUEBにUPする裏ワザはすでにアンディがラジオで話しているし、動画送ったのに抽選で外れている人もいるので、動画を撮影してあげれば当選するってことではないと思う。

ここからは想像の話なのだが、

RDのハートに刺さるかどうか

が大事なんだと思う。

ハートだけに。

バヤさんがUPした動画をさらすのはさすがに気がひけるのでやめておくが、この動画をUPすることで獲得したククイナッツポイントは多分130ポイントくらいあったと思う(想像)ので、内訳を勝手に解説する。

はじめてのHURT100 ←5ククイナッツ獲得

はじめての100 mile ←5ククイナッツ獲得

YOUTUBEに動画をUP ←5ククイナッツ 獲得

動画のタイトルlet me join the HURT Family! ←10ククイナッツ獲得

動画をmahalo!(ハワイ語でありがとう)で締める←5ククイナッツ獲得

バックミュージック にTengoku Karano kaminariを流す ←100ククイナッツ獲得

以上トータル130ククイナッツ獲得=当確である

Tengoku Karano Kaminariを知らない人は、こちらから聞いてほしい。

やさしきウクレレの音で始まるハワイアンソングだ。

Gentle Giants from the countryside

Waimanalo, Nanakuli, and Waianae

They are the champions, in a foreign land

National heroes, famous idols in japan

まぁこの辺までは普通の日本人なら、英語だし内容の意味も考えずに耳触りのいい音楽として聞き流していくと思う。

様子がおかしくなるのはここからだ

Akebono〜

Musashimaru〜

And Konishiki〜

どう考えても聞き流せない単語が鳴り響く

Akebono〜

Musashimaru〜

And Konishiki〜

曲中に何回も繰り返されるこの3単語は、正直呪いのように頭にこびりついて離れなくなる

Akebono〜

Musashimaru〜

And Konishiki〜

この曲をRDが知ってたかどうかは不明だが、100ククイナッツ分の価値がある。と、思う。(ちなみにこの曲を歌ってるのは、IZというハワイで超有名なシンガーである)

They are Hawaii SUMOTORI

とハワイなまりの英語で曲中で説明されると思わず吹き出さずにはいられない。個人的に。

だから、来年以降もしこのRD枠を狙っていくなら、アロハシャツで日本の真冬のレースを完走するとか、上半身裸にレイを何重にも巻きつけて走るとか、水の代わりにココナッツを背負うとかしてその動画を編集し、バックミュージックにはもちろんIZのTengoku Karano Kaminariを流せば間違いなく当選すると思う。

あたりまえだけど、保証はしない。

そして、私もじつは、ククイナッツポイントをいくばくか狙いにいった。

まず初めての100mileで初めてのHURT100ってことをアピールした。すでにこの2つに関してはエントリー時にチェックする欄があるのにもかかわらず、それにチェックした上で、

「初めての100mileはHURT100って決めてました!HURTを完走して憧れの100milerになりたいとおもってます!頑張って走るから走らせてください!」

お見合い大作戦の告白タイムさながらのコメントを、書いた。

もちろんそんなコメント欄なんて存在しない。関係ない欄に書いた。このコメントが嘘かホントかということはこの際置いておいて、書いたのは事実だ。

あと、UltraSignupのプロフィール写真を、受けがよさそうな写真に設定した。

img_1714
名古屋犬山の桃太郎神社にやさしい鬼は存在する

アンディにはこれにしろって言われたが、却下した。

私の設定した写真はこれだ

img_7752
八ヶ岳に行ったときエマちゃんが撮ってくれた

この写真、きついルートを笑顔で頑張って走ってる女の子っぽい!!

(実際はうんこの話とかしてケラケラ笑ってただけ)

なんかRDのハートに刺さりそう、、、!

ハートだけに。

と思ってプロフィールに設定した。

そして見事当選した。

もちろん、ただほんとにくじ運がよかっただけかもしれないのだけど、こういう、ほんとか嘘かわからないような都市伝説があるのも、アメリカのレースらしいな~と思うので、ぜひ来年のエントリーを考えてる人は、このククイナッツポイントを狙いにいっていただきたいな、と思っております。

以上ククイナッツポイントの話でした。

Akebono〜

Musashimaru〜

And Konishiki〜

オツベル